ブルターレ1090RRに、healtech社のクイックシフターiQSE-1を取りつけました。
今思えば、事故って潰したBRUTALE675を気に入っていた一つの要因にはクイックシフターの快適性と楽しさがありました。
675の代わりに購入したBRUTALE1090RRは、モデルイヤーこそ675と同じですが、クイックシフターの設定も無く、スロットルもワイヤー開閉式なので制御システムはMV AGUSTAとしては675より1世代前のもののようです。
クイックシフターの快適性は使ってことがある人しかわからないと思いますが、ツーリングでも十分効果を実感できたので、ここは奮発してiQSEをwebikeで購入してみました。
iQSEの本体は、1.5cmの3cm、厚みも1cm程度と超コンパクトなので取り付け位置はどこでも良さそうだし、センサーの取り付けはチェンジペダルのボルトと共締めするだけとのこと。
クイックシフターの仕組みは大きく分けて2通りあって、シフトの動きをセンサーが感じ取るとインジェクターからの燃料噴射を一瞬止めるというものと、点火をカットするというもの。iQSE-1は燃料噴射を止めるタイプのものですね。
ちなみに点火カットのほうが、パァーンッパァーって歯切れのいい音になりますね。
取り付け
普通ならタンクを外さないとインジェクターにはアクセスできませんが、BRUTALE1090RRの場合はフレームの上にすでに見えているので、サイドカバーを外せば作業できます。
まずは横から手を突っ込んでインジェクターについているカプラーを外します。
インジェクターと純正カプラーの間にiQSEのハーネスをかます。
チェンジレバーのボルトにiQSEのセンサーを共締めで設置。
あとは他のハーネスやフレームに這わせてiQSE本体まで持っていけば完成!
設定
設定はBT接続してスマホアプリで行えるのがとてもいいです。
カットオフを入れる回転数やカットオフ時間を細かく設定できます。
ゆっくりシフトアップする人なんかは設定でカットオフ時間を変えられるからだれでも使えますね。
また、スリッパークラッチ装着車はパーシャルでシフトダウンも可能とのこと。
1090RRはスリッパー付きだからシフトダウンも可能らしい!
エンジンは問題なくかかったので、試乗したらまたレポートを書きます。
iQSEはスマホとブルートゥースでつないでアプリ上でセティングが可能なので、いろいろ調整して楽しめそうですね。